アダルトチルドレンのためのアンダンテ

歩いていこう。アダルトチルドレンやADHD。大人になって私がいろいろ知ったこと。

はじめてのADHD薬物療法

はじめてADHD薬物療法を試してみた。コンサータという薬を飲んでみた。

"もやが晴れる" "頭がさえる"

どこかの本でそんな表現をしていた。

だから、何かがパ――っと晴れて、頭がサ――っとさえる感じを期待していたんだよね。

さあいよいよ、薬を飲んで、

いつも通り電車に乗って、

いつも通り職場に行って、

なんとなく気づいたのが、

いつもより自分の行動が・・・・遅い。

何をするにしても、いつもの行動といつもの行動の間にワンステップ入るようなイメージ。

確かに自分の意志でやってることなんだけど、確かにいつもと違って、なんか不思議だったし、イメージと違った。なんか気持ち悪い。

もっといろんなことが、スマートで効率的にこなせるようになるのかともった…ってゆうのはちょっと言い過ぎだけど。

ただ、だんだん気づいていった。

この一つ一つステップが、いわゆる段取りってやつで、これが普段できていないから、不注意ってやつになるんじゃないかと。

段取りとかゆっくりとかっていうのと関係しているのかもしれないけど、

一番うれしかったのが、本の内容がスイスイ頭に入ってくること。

難しい本になればなるほど、それを継続的に読み進めることって難しかった。

30秒置きに頭の中で考えていることが変わってしまう自分にとって、文の前後関係を頭に残しておくことがそもそも難しかった、よっぽど集中できる内容や心境じゃない限りは。

読みたい本があったんだ。経済学の本。昨日それをカフェにもっていって読もうとしたんだけど、3時間かけて読めたのは序章だけだった。

今日電車の中で、昨日読み終わったところのちょっと手前から読んでみたんだけど、こんなこと書いてあったんだ、気づかなかった、ってことがたくさんあった。

その後の、初めて読む箇所も頭に入ってきた。頭に入ってきたことが特別というよりは、読むという動作・その本への集中を継続できたことが特別で。

実は普段の仕事で文章を読むときもそうで。

箇条書きみたいに文章の前後関係があんまり関係ないものだったら頭に入ってくるんだけど、

文章になると頭に入ってこなくて、よく”ちゃんと読んでない”って言われる。

帰りの電車、夜22時くらいかな、今朝読んだ本をもう一回読もうとしてみたけど、気づいた、私目線に落ち着きがないんだ。

気づくといろんなものを見てる。見たものに気を取られる。いつの間にかさっきまで読んでた本の内容なんて忘れる。

目線に落ち着きができたっていうのは、職場でも感じた。

目の前の仕事を見てられる。いつも秒単位でいろんなところを見てた。

かといって、目の前の仕事にのめりこみすぎるわけでもなかった。

いつも一つのことに集中しているときに、別の、もっと優先順位の高いものを頼まれても、なかなか集中力がきりかえなくてどうしても前やってたことを続けたい気持ちでいっぱいだった。

そのほか、薬の効果が聞いていると思われるときに書いたメモ

・ガムを必要以上にかまなくなった

・物にぶつからなくなった(いつも机の角とか、何かとぶつかる)

・ランチを注文して出てくるまでの待ち時間が苦痛じゃなくなった。そのほか何かを待っているときのソワソワ感がなくなった。

私はADHDの症状で「多動性」の症状は見られないと思っていた。

ただ、こうしてみてみると、「多動性」の症状だったんじゃないかって思うことがたくさんある。

注意欠陥の方も、ミスをしなくなったかどうかはまだよくわからないけど、最初「行動が遅い」と感じていた”段取り”っていうものを体感できたのは大きかった。

以上、初めて薬物療法をした日のめも。

まだ、薬のおかげと思いすぎている部分もあるかもしれない。たまたま朝は頭がさえてて、夜は頭がつかれてただけかもしれない。土日明けでたまたま調子が良かっただけかもしれない。まだ結論は決めつけすぎずに継続的に見ていこう。